子どもが頭痛を訴える仕草にはいろいろなパターンがあり、年齢によって異なります。生まれてまもない乳児は、親が頭を動かしたり、さわったりするのを嫌がるのが頭痛のサイン。少し大きくなってくると、今度は首をふる、首が固くなるなど、サインが変化してきます。2歳ぐらいになれば自分でちゃんと「頭が痛い」と伝えられるようになってきますが、頭痛を上手に表現できない子どもの場合は、腹痛や頭のかゆみなど、違う場所や状況を訴える場合があり、親は子どもの様子をよく見定めて、頭痛かどうか判断しなくてはなりません。子どもの頭痛の大半は風邪が原因で、高熱が続いたり、鼻がつまることによる痛みがほとんど。それほど長く続くものではないので、大きな心配をする必要はないでしょう。
ただし、頭痛にともなって吐き気やひきつけ、意識がもうろうとしているなどといった別の症状がある場合は、髄膜炎や脳炎の可能性が考えられます。このときはただちに病院へ連れていってあげてください。そのほか、慢性の鼻炎や副鼻腔炎など、風邪以外の要因で頭痛を起こしている場合もあります。親はよく注意して見てあげるようにしましょう。

子どもは自分から上手に「おなかが痛い」と伝えることはできません。ですので、親は子どもの行動から「おなかが痛いんだな」と感じ取れるようにつとめましょう。冷たい物を食べたり、食中毒が起こりやすい夏は特に注意が必要です。
さまざまな原因から起こる大人の頭痛とは違い、子どもの頭痛は、その大部分が風邪によるものと考えられます。他の病気に関係がないかどうかを見極めながら、落ち着いて手当てをしていきましょう。
子どもが「耳が痛い」と訴える原因の多くは、急性中耳炎です。急性中耳炎になった場合は、早めに病院へ行くことをおすすめしますが、深夜や休日で病院が開いていないというときのために、家庭での対処法を紹介します。
子どもがひきつけやけいれんを起こした時は、まず落ち着いてあわてないことが肝心。症状は10分ほどでほとんどがおさまるので、しっかり手当てをすれば、大きな心配はありません。
基本的に子どもは吐きやすいもの。あわててすぐに水分を与えたりせず、まずは様子を見ましょう。ただし、吐くという以外に他の症状が見られる場合は要注意です。
偏った食事や不規則な生活などが原因で、子どもは便秘や下痢を起こします。親は子どもの便秘や下痢の原因が何かを知るために、ふだんから、子どもの生活、便の様子をよく観察しておくことをおすすめします。
子どもの発疹に多いのが、突発性発疹。突発性発疹は9割の子どもが1歳までにかかることから、親がいちばん最初に直面する子どもの病気といえるでしょう。あわてずに対処すれば、さほど心配する必要はありません。
大人とくらべて、子どもはとても熱を出しやすいもの。もしも子どもが熱を出しても、親はすぐに薬を使わなういようにし、落ち着いて観察・対処することが大切です。