子どもの胃は大人の胃と比較すると、タテに長いのが特徴です。
また、胃の入口の筋肉が未発達なので、強い咳などのちょっとした刺激で吐いてしまうことがあります。吐いたとしても食欲があって元気にしていれば特に心配はありませんが、注意したいのは、発熱や頭痛、血便などのほかの症状の有無。もしそうした症状が見られる場合は、すぐに病院で診てもらうようにしてください。
単に吐くだけの症状であれば、仮に2〜3回吐いたとしても、ただちに脱水症状を起こすことはありません。親があせって水分を与えてしまって胃に刺激を与えると、かえって吐き気をもよおしてしまいますので、親は水分をとらせないよう、落ち着いて対処してください。吐いたあとは、しばらくの間は何も口にさせずに様子を見ましょう。吐き気がある程度おさまったら、水やお茶などの水分を常温で少しずつあげるようにしてください。
なお、果汁や牛乳は胃に刺激を与えやすいので控えるようにしましょう。

子どもは自分から上手に「おなかが痛い」と伝えることはできません。ですので、親は子どもの行動から「おなかが痛いんだな」と感じ取れるようにつとめましょう。冷たい物を食べたり、食中毒が起こりやすい夏は特に注意が必要です。
さまざまな原因から起こる大人の頭痛とは違い、子どもの頭痛は、その大部分が風邪によるものと考えられます。他の病気に関係がないかどうかを見極めながら、落ち着いて手当てをしていきましょう。
子どもが「耳が痛い」と訴える原因の多くは、急性中耳炎です。急性中耳炎になった場合は、早めに病院へ行くことをおすすめしますが、深夜や休日で病院が開いていないというときのために、家庭での対処法を紹介します。
子どもがひきつけやけいれんを起こした時は、まず落ち着いてあわてないことが肝心。症状は10分ほどでほとんどがおさまるので、しっかり手当てをすれば、大きな心配はありません。
基本的に子どもは吐きやすいもの。あわててすぐに水分を与えたりせず、まずは様子を見ましょう。ただし、吐くという以外に他の症状が見られる場合は要注意です。
偏った食事や不規則な生活などが原因で、子どもは便秘や下痢を起こします。親は子どもの便秘や下痢の原因が何かを知るために、ふだんから、子どもの生活、便の様子をよく観察しておくことをおすすめします。
子どもの発疹に多いのが、突発性発疹。突発性発疹は9割の子どもが1歳までにかかることから、親がいちばん最初に直面する子どもの病気といえるでしょう。あわてずに対処すれば、さほど心配する必要はありません。
大人とくらべて、子どもはとても熱を出しやすいもの。もしも子どもが熱を出しても、親はすぐに薬を使わなういようにし、落ち着いて観察・対処することが大切です。